COLUMN

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自己責任と覚悟

僕が選手時代、コーチと言うの存在がいました。その他にもメンタルコーチや栄養士、マッサーやフィジカルコーチと多くのプロフェッショナルな存在の支えの元で、競技生活にまっとうしてきました。

最近は指導者側になり、いろいろな選手を見て話す機会が多くなりました。

強くなる人とそうでない人で、僕が思うに、自己責任と覚悟があるかどうかで、大きな違いがある事に気がつきました。

例えば:コーチのメニューに従い、感覚の調子もデータ的にも良く、充実してレースに挑んだ結果は、全くの不完全燃焼で満足のいかないレースとなります。そこで、選手がどう思うかが、大きなポイントとなります。

僕が思う事。それは、自分の責任だと自覚をすることです。人のせいにするのでは無く、なぜ僕は走れなかったのかを、よく考え、よく相談して、よく行動していく必要があります。

強くなる選手は、自分に素直に他人に素直に謙虚な姿勢で過ごせています。

伸びない選手は、他人のせい、他人任せになりがちで、自分の為に、覚悟して行動することが苦手に見えます。

選手は、成長できるタイミングは、非常に短いと僕は思っています。今、その瞬間を逃すと、その競技の中では一生を無駄にしてしまう事も多々見てきています。これから沢山の選手との出会いがありますが、一人の人として成長して行ってもらえるように、僕自身も自己責任と覚悟を持ち、今後もMTB普及活動を過ごしていこうと思います。